中国感染症情報
全国法定伝染病統計(各月別情報・2011年)
2011年12月
2011年12月(2011年12月1日零時から12月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は601,574症例,死亡1,757人。うち甲類伝染病は、発症例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他24種類の伝染病で合計310,886症例、死亡1,715人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、猩紅熱で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で290,688症例、死亡42人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の94%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
*ポリオ2症例の発病時期は、それぞれ2011年9月と10月であったが、WHO基準の診断手順に従い、ウイルス分離後通報した。
2011年11月
2011年11月(2011年11月1日零時から11月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は627,414症例,死亡1,562人。うち甲類伝染病は、発症例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計322,449症例、死亡1,524人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の94%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で304,965症例、死亡38人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年10月
2011年10月(2011年10月1日零時から10月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は530,173症例,死亡1,360人。うち甲類伝染病は、コレラの発症2例、死亡例なし、ペストの発症例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、高病原性鳥インフルエンザ人感染の発症、死亡例はないが、その他24種類の伝染病で合計297,964症例、死亡1,318人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の96%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で232,207症例、死亡42人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 9月
2011年9月(2011年9月1日零時から9月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は546,932症例,死亡1,390人。うち甲類伝染病は、ペストの発症1例、死亡例なし、コレラの発症7例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他23種類の伝染病で合計317,564症例、死亡1,353人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の96%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で229,360症例、死亡36人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の95%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 8月
2011年8月(2011年8月1日零時から8月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は628,596症例,死亡1,493人。うち甲類伝染病は、コレラの発症4例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他23種類の伝染病で合計356,752症例、死亡1,447人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の96%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で271,840症例、死亡46人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 7月
2011年7月(2011年7月1日零時から7月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は770,129症例,死亡1,419人。うち甲類伝染病は、コレラの発症6例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計349,524症例、死亡1,320人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の94%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で420,599症例、死亡99人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の97%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 6月
2011年6月(2011年6月1日零時から6月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は823,318症例,死亡1,522人。うち甲類伝染病は、コレラの発症5例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計350,131症例、死亡1,422人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、猩紅熱で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で473,182症例、死亡100人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 5月
2011年5月(2011年5月1日零時から5月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は726,332症例,死亡1,343人。うち甲類伝染病は、発症および死亡例ともに報告されていない。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計349,792症例、死亡1,270人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、猩紅熱で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で376,540症例、死亡73人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の93%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 4月
2011年4月(2011年4月1日零時から4月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は548,956症例,死亡1,373人。うち甲類伝染病は、発症および死亡例ともに報告されていない。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計338,585症例、死亡1,326人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の94%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で210,371症例、死亡47人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の89%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 3月
2011年3月(2011年3月1日零時から3月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は472,137症例,死亡1,487人。うち甲類伝染病は、発症および死亡例ともに報告されていない。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計357,376症例、死亡1,475人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で114,761症例、死亡12人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の87%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 2月
2011年2月(2011年2月1日零時から2月28日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は321,900症例,死亡848人。うち甲類伝染病は、発症および死亡例ともに報告されていない。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計250,828症例、死亡843人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の96%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で71,072症例、死亡5人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎、手足口病で、丙類伝染病の88%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2011年 1月
2011年1月(2011年1月1日零時から1月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は402,022症例,死亡1,004人。うち甲類伝染病は、発症および死亡例ともに報告されていない。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計283,296症例、死亡992人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の95.11%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で118,726症例、死亡12人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎、手足口病で、丙類伝染病の92.30%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。