中国感染症情報
全国法定伝染病統計(各月別情報・2013年)
2013年12月
2013年12月(2013年12月1日零時から12月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は549,233症例,死亡1,764人。甲類伝染病は発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計283,312症例、死亡1,743人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、淋病、細菌性・アメーバ性赤痢で、乙類伝染病の94%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で265,921症例、死亡21人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の92%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年11月
2013年11月(2013年11月1日零時から11月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は549,429症例,死亡1,393人。甲類伝染病ではコレラ2件の発症が報告されているが、死亡者なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計286,484症例、死亡1,373人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の94%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で262,945症例、死亡20人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の94%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年10月
2013年10月(2013年10月1日零時から10月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は549,135症例,死亡1,272人。甲類伝染病ではコレラ5件の発症が報告されているが、死亡者なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計285,020症例、死亡1,262人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で246,110症例、死亡10人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の95%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 9月
2013年9月(2013年9月1日零時から9月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は597,843症例,死亡1,478人。甲類伝染病ではコレラが11件発症したが、死亡なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計300,391症例、死亡1,458人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で297,441症例、死亡20人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 8月
2013年8月(2013年8月1日零時から8月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は619,396症例,死亡1,497人。甲類伝染病ではコレラが10件発症したが、死亡なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計323,921症例、死亡1,478人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で295,465症例、死亡19人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 7月
2013年7月(2013年7月1日零時から7月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は755,623症例,死亡1,426人。甲類伝染病ではコレラが11件発症、1人死亡。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計336,960症例、死亡1,383人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の94%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で418,652症例、死亡42人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の97%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 6月
2013年6月(2013年6月1日零時から6月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は743,216症例,死亡1,336人。甲類伝染病ではコレラの発症が6件、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計306,230症例、死亡1,278人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で436,980症例、死亡58人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の97%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 5月
2013年5月(2013年5月1日零時から5月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は721,605症例,死亡1,526人。甲類伝染病ではコレラの発症が8件、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計337,223症例、死亡1,475人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で384,374症例、死亡51人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 4月
2013年4月(2013年4月1日零時から4月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は611,580症例,死亡1,260人。そのうち甲類伝染病は、発症例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計327,876症例、死亡1,229人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で283,704症例、死亡31人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の93%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 3月
2013年3月(2013年3月1日零時から3月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は521,046症例,死亡1,360人。そのうち甲類伝染病は、発症例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)の人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計341,736症例、死亡1,344人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の94%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で179,310症例、死亡16人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の91%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 2月
2013年2月(2013年2月1日零時から2月28日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は360,240症例,死亡864人。そのうち甲類伝染病は、発症例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他23種類の伝染病で合計240,374症例、死亡853人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で119,866症例、死亡11人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の89%を占める。
今月(2月)貴州省貴陽市で高病原性鳥インフルエンザ人感染が2例報告され、共に死亡。症例一、21歳女性、商業サービスに従事、2013年2月2日発症、11日診断、13日死亡。症例二、31歳男性、娯楽施設サービスに従事、2月8日発症、10日診断、22日死亡。上記2症例に疫学的関連は認められない。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2013年 1月
2013年1月(2013年1月1日零時から1月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は488,271症例,死亡1,167人。そのうち甲類伝染病は、発症例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計299,353症例、死亡1,147人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で188,918症例、死亡20人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の89%を占める。
*参考:症例の内訳は別紙参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。