中国感染症情報
全国法定伝染病統計(各月別情報・2014年)
2014年12月
2014年12月(2014年12月1日零時から12月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は556,111症例,死亡1,710人。甲類伝染病は発症例、死亡例ともになし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計283,364症例、死亡1,695人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、淋病、猩紅熱で、乙類伝染病の92%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で272,747症例、死亡15人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性感冒で、丙類伝染病の94%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年11月
2014年11月(2014年11月1日零時から11月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は534,756症例,死亡1,523人。甲類伝染病は発症例、死亡例ともになし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計269,880症例、死亡1,507人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の92%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で264,876症例、死亡16人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の94%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年10月
2014年10月(2014年10月1日零時から10月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は609,509症例,死亡1,448人。甲類伝染病のうち、ペストが2件発生し2名死亡、コレラが4件発生したが死亡例はなし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計301,589症例、死亡1,421人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、デング熱、細菌性・アメーバ性赤痢で、乙類伝染病の92%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で307,914症例、死亡25人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の95%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 9月
2014年9月(2014年9月1日零時から9月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は606,571症例,死亡1,477人。甲類伝染病のうちコレラが3件発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計305,540症例、死亡1,450人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、デング熱で、乙類伝染病の92%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で301,031症例、死亡27人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の94%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 8月
2014年8月(2014年8月1日零時から8月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は563,589症例,死亡1,280人。甲類伝染病のうちコレラが7件発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計304,895症例、死亡1,249人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で258,687症例、死亡31人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の94%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 7月
2014年7月(2014年7月1日零時から7月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は776,608症例,死亡1,374人。甲類伝染病のうちペスト1件発症、死亡例なし。コレラ5件発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計326,416症例、死亡1,294人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の92%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で450,192症例、死亡80人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 6月
2014年6月(2014年6月1日零時から6月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は923,234症例,死亡1,397人。甲類伝染病のうちコレラが2件発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計310,859症例、死亡1,287人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、ブルセラ症で、乙類伝染病の90%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で612,373症例、死亡110人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 5月
2014年5月(2014年5月1日零時から5月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は949,748症例,死亡1,428人。甲類伝染病のうちコレラが3件発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計318,798症例、死亡1,309人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、麻疹で、乙類伝染病の91%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で630,947症例、死亡119人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の97%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 4月
2014年4月(2014年4月1日零時から4月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は836,954症例,死亡1,281人。甲類伝染病は発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計325,953症例、死亡1,207人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、麻疹、細菌性・アメーバ性赤痢で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で511,001症例、死亡74人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 3月
2014年3月(2014年3月1日零時から3月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は559,816症例,死亡1,366人。甲類伝染病は発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計317,042症例、死亡1,323人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、麻疹で、乙類伝染病の93%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で242,774症例、死亡43人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、インフルエンザで、丙類伝染病の92%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 2月
2014年2月(2014年2月1日零時から2月28日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は372,800症例,死亡1,132人。甲類伝染病は発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他23種類の伝染病で合計250,856症例、死亡1,104人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、細菌性・アメーバ性赤痢、淋病で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で121,944症例、死亡28人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、インフルエンザで、丙類伝染病の90%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。
2014年 1月
2014年1月(2014年1月1日零時から1月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は457,766症例,死亡1,157人。甲類伝染病は発症、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病で合計272,005症例、死亡1,136人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、淋病、細菌性・アメーバ性赤痢で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で185,761症例、死亡21人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、インフルエンザで、丙類伝染病の90%を占める。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。