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全国法定伝染病統計(各月別情報・2020年)

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2020年 1月

日時:2020年2月29日

内容:2020年1月全国法定伝染病流行状況

情報源:中国国家衛生健康委員会HP

http://www.nhc.gov.cn/jkj/s3578/202002/f1dd61c00acf4e5caf2f755cc48b9063.shtml

2020年1月(2020年1月1日零時から1月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は1,414,630症例、死亡1,629人。そのうち甲類伝染病は発症例なし、死亡1人。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリア、鳥インフルエンザH7N9人感染の発症、死亡例の報告はないが、その他22種類の伝染病で合計257,376症例、死亡1,514人が報告されている。報告症の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、新型コロナウイルス肺炎、淋病で、乙類伝染病の93%を占める。

2020年1月20日国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルス肺炎を乙類伝染病に加え、甲類伝染病として管理することとしたと発表した。1月31日24時時点で、全国で累計報告数11,791症例、死亡259人であった。

同時期、丙類伝染病ではフィラリア症の発症例、死亡例報告はないが、その他10種類の伝染病で1,157,254症例、死亡114人が報告されている。症例の多い上位3位は流行性感冒、「その他感染性下痢」、手足口病で、丙類伝染病の98%を占める。

これまでと比べて、丙類伝染病のうち流行性感冒の報告症例数の増加が顕著である。冬季はインフルエンザなど呼吸器感染症の多発時期であり、2019年12月以降、全国各省がインフルエンザの冬季流行期に入り、インフルエンザの活動レベルが上昇を続けており、流行のピークに達しつつあった。そのため丙類伝染病の発症、報告はインフルエンザを中心としている。目下、全国の流行性感冒の活動レベルは下がりつつある。

全国法定伝染病統計(各月別情報)